2023-03-29

今日はアルバイト先のキャディの方々に送別会を開いていただいた。一年弱お世話になった。あのころはいろんなプログラミングの経験を積みたくて入社し、結果としてキャディのあの部署(秘密なわけじゃないけど、名前がよく変わるので明言しない) じゃないと積まなかっただろう経験を積ませて頂いたと思っている。僕はだいぶ一緒に働いた方々に恵まれていて、こんなにぼくに都合の良い環境でいいのだろうかとなんど思ったかわからない。機会があれば(つくれれば)また一緒にぜひとも働きたいと思っている。それまではいわゆる大学で教わる「お行儀のよいプログラミング」しかしらなかったのだが、仕事を通じてどのように僕の仕事に価値をつけるかを意識するようになった。

例えば研究でできないことがわかったと共有することはひとつの貢献だと教わって言葉ではわかっていたことを、キャディでの仕事を通じて、実際にアウトプットとして共有できたし、他人ができないといっていたことをぼくにとっての利益として活用する経験を得られた。僕のキャリアを考える糸口にさせていただいたし、何人かの方々には相談にのっていただいた。そもそも相談する機会をいただけたこともありがたい。一重に感謝している。すこしでも皆さんに僕が貢献できたのなら光栄だと思っている。

送別会では、スポーツ羊羹とキャラメルを頂いた。エネルギーが凄そうなので、日本のどこにいても駆けつけられるだろうと思う。みなさんお世話になりました。ありがとうございました。

2020年から(学部は2017年から)通っていた東京工業大学を卒業した。晴れてぼくはmaster of scienceとして認めていただけた。心残りは多々あるし、これからもやることは山積みだが、一つの節目は迎えられたのだろう。これからは積み残しと社会でのよしなしごとに精進する(心持ちは変わらないだろうけど。ぼくは自分と他人の、幸せと自由を追求し理解することをライフワークとするのだろう)。大学でもぼくは人間関係に恵まれていた。友達にも恵まれたし、先生や先輩、後輩にも恵まれた。みなさんの優しさのおかげでいままで楽しく生きてこれたと思うし、今の僕の人格があると思う。もちろん僕の至らぬ点は僕の責任である。それでも僕が人に感謝できるのは周囲の人に優しくしてもらったからだと思う。これからも人の優しさを享受しつつ、それ以上に人に優しくしていくことを目指す。そして、優しさの価値観を洗練させていきたいと思う(たとえば厳しいことを受け入れられるように伝えるとか)。

僕の大学での生活は研究に限らず他者との交流に強く幸せが依存していた。学部のころはオリエンテーリング部での活動や、学科の友達、一年生の頃からの友達との交流でいろいろなことを構成してきた。それとは独立して本を読んだり一人で考え事をする機会もあったが、それは人との交流と必ずしも独立していなかったと思う。僕の中で際立っている人間関係はあるが、ここでは明言しないでおこう。研究で3人、一年生からはひとり、部活はいろいろ、その他はインターンやアルバイトという感じ(今の僕にはわかるように表現したつもり)。僕が他者にどんな影響を与えたかはわからないが、たまには思い出してもらえたら嬉しいと思っている。

卒業に際して旅行と飲み会をした。いつものメンツや久しぶりの人たちと互いの卒業とこれからの人生を祝福した。楽しいし、彼らとずっと一緒にいたいと思う。

僕が所属した(所属している)増原研では、この時期に先輩が新入生に対して自身の研究内容を紹介する。僕も自分がやってきた研究を紹介した。僕自身も学びがあるし、新入生は無知の知を得られるのだろう。今日のミーティングが少しでも彼らの糧になれば幸いだ。次にいつ彼らと交流できるかわからないが、話したりアウトプットを観測するのが楽しみだ。

4月から入社する会社(秘密というわけではないが、まだ入社していないので明言しない)で最初のころはオフスカジュアルとお達しを受けた。オフィオスカジュアルを一ミリも理解していなかったので、研究室の先生方や後輩、 お店の店員さんに質問しまくり、ある程度落ちつけた。感想としては、スーツを指定されたほうが楽だなと思っている。それでも僕はいろいろな有識者の「オフィスカジュアル」を研究した上で出社する。最高のオフィスカジュアルで望むのご期待ください。