2024-02-26

人間失格の主人公はそんな失格っていうほどやばい人には思えないというのはあるあるだと思っていて、そういう感想を抱いたことで自分を許せるようになったと思う。そういう人も結構いるんだろうと思う。

太宰修がまともじゃない人間について描写したおかげで、それを読んだぼくみたいな他人がもっと救いのある解釈を手に入れられたのだ。当の太宰修は自殺してしまった(理由をぼくは知らないけど)が、彼の残した解釈のおかげでぼくはそれなりに幸せに生きているのでなかなか感謝している。昔は太宰修は愚かだと思ったけど、たたきを作った人は偉いし、その恩恵を自分は受けているのだった。

久しぶりにUbuntuでブログを書いのだけど、入力がキビキビしていて気持ちがいい。最近は会社や私物のmacを使っていた。何が違うんだろう。