吉祥寺.pmとBurikaigiに登壇参加した

1/31に吉祥寺.pmのLT、2/1にBuriKaigiのセッションで発表しました。カレンダー上で予定かぶっていないことだけしか確認せず勢いで楽しそうなカンファレンスの楽しそうな枠に申し込んだところ、発表の間の時間が12時間くらいしかなくて大変でした。とはいえそれぞれの発表に対して準備をして知見を得られたし、聴衆と意思疎通できたとも思っています。登壇できてよかった。

主催者のかた、参加者のかた、ありがとうございました!

この記事では発表したことにフォーカスして感想をメモしますが、参加者として発表を聴いたり懇親したりするのもとても楽しかったし刺さるセッションがいくつもありました。本当に参加できてよかった。

waiwai-aiを入社2ヶ月の エンジニア3人と作るための さいきょうのアーキテクチャ(スライド)では、昨年5月に新卒研修の一環(自分はメンター)で参加したお産合宿について話しました。

逆コンウェイの話をツイッターで指摘していただいたり、ブログで記事を参照していただいたりと反応を頂けて嬉しいです。

お産合宿は業務での開発が佳境な時期に参加しており、直前まで本当に参加できるかも怪しかったことを思い出します。翌日のBuriKaigiでwaiwai-aiを発展させたデモを3人の新卒エンジニアのうちの一人がしており、意外と長生きだなと思います。

CLIツール開発をProtocol Buffers スキーマで駆動する(スライド)ではHow to Design Programsを引用して、上手なプログラミングはどのように行うものであるかを主張しました。そこでは関数を実装するための上手いやり方を主張しており、それをWeb API開発やCLI開発に応用するために、具体的に何をすれば良いのか、どのような障壁がありそれらはどう取り除けるのかを主張しました。

スキーマ駆動のこととCLIについての話をすることだけ先に決めており、How to Design Programsやそのアイデアを引用すると良いことに発表直前の月曜日に気がついたため準備が忙しかったです。今回の最大の収穫はその気づきを得たことだと考えています。学生の頃に取り入れた知見がまさかこんな形で役に立っていたとは思わずすっきりした気持ちになりました。会社にも無理ない範囲で広めたいと思っています。

セッション直後に余った時間で2,3名の方から質問を頂けた(しかも芯を喰っていた!)し、ツイッターやブログでも感想をいただけたので主張は伝わったのだろうと感じています。嬉しい。

鰤しゃぶを初めて食べたのですがとてもおいしかったです。また食べたい。

また今回は資料作りについて裏テーマを二つ設けていて、それらがうまくいったのも嬉しかったポイント。

  1. スライドデッキの構成を決めてからスライドをつくる。スライド作成での手戻りを極力減らす
  2. 図を上手につくる

発表の準備に時間がかかること、疲れることがこれまでの課題だった。考えることに時間と体力を使いたい、思考の速度で準備したいのがモチベーション。今まではスライドデッキを作ってから「この主張をここでしてもしょうがないな」とか「この図はいらないな」が多少あった。それらを排除して不要なスライドを作成するのに労力を割かないようにするのが1個目の目標。

Google Slideの作図機能はそこまでリッチなわけではないし、どんなに頑張っても限界がある、表現力もそんなにという具合で、サクッと数分で準備をするには良いが気合いを入れるときに使うものではないと感じていた。 draw.ioを試しもしたが、字が小さいとか矢印の扱いが難しいとかでしっくりきていなかったが、発表直前の木曜日に自席に遊びにきていたデザイナの同僚に教えてもらったfigjamを使うといい感じになった。初めて紙で書くより上手に図を書けている。

学生の頃はこのあたりのテクニックなしで、発表の数日前からギリギリの顔をして資料作成にフルコミットすることで乗り越えていたが、今回は日中は仕事をしつつ準備を終えることができた。成長。