Linuxコマンドがわからない学部生について
学部生や教育を非難したり愚痴を言ったりするつもりはない。
情報系の学部2年生向けのプログラミングの講義でTAをやっている。
Linuxコマンド( cd
とか ls
、 git
など)を知らないとか、ディレクトリやパスなどの周辺の概念を知らない学生が少なくないように感じる。
講義で教える類のものではないのだろうけど、学生は真面目に講義を受けていればマスターできると想像して自律的に学ばないから僕が観測したような状況が生まれたのかなと想像する。というか、昔の僕がそうだった。
ああいう概念を身につけるためにはターミナルをたくさん使うのが推奨されがちな気がするが、卵・ニワトリ論争というか、エアーマンが倒せない理論と同じことが起きる気がする。なので個人的には適切な入門書を読むことを勧めたい。今回のLiniuxコマンドや周辺の概念は新しいLinuxの教科書に多くを学んだ。学部生たちにもこれを勧めてしまって大丈夫だろうか。