投票所のシステム

選挙に行ってきた。そこで投票用紙を一枚差し出す機械を見て驚いた。あの機械が何をやっているのかは定かではないが、おそらく正確に1枚だけ投票用紙を有権者に渡すことが責務の一つなのだろう。そんな機械があるのはびっくり(皮肉を言いたいわけではない)。正確に一枚の投票用紙を渡すことは法律を遵守するために必要なことだし、機械を使わずに人の手で配る場合、複数枚渡すミスは確実に起きるだろう。なので、そこを徹底することは尤もだと思う。

では他に良い手はないだろうか。投票用紙をもらうためには、あらかじめ有権者に配布された案内票みたいなものを持っていく必要がある。それに投票用紙の機能をつけるのはどうだろうか、と思ったけど一意性の担保が難しそう。というのは、案内票は再発行できてほしいはず。たとえば郵送中に損なわれた場合や紛失した場合。再発行するには過去の案内票を間違いなくdropしないと一意性が担保されない。 dropのためにidを振るとかが考えられるが、無記名投票の原則に影響する。そういうわけで、案内票を投票用紙として使うのは難しそうだ。

ところで、最後の投票用紙を受け取るときに、案内票を回収された。これによって投票に行ったか否かがバレてしまうのが問題にならないかと思ったが、投票所を見張っていればバレることなのでいまさらか?

電子投票ではどんな性質をどのように担保しているのだろうか? やろうと思うとフィジカルな投票所は単に、バーチャルな投票所にアクセスできない人が集う場所になるだろう。委員会のひとはネットワークやパソコンなどのセットアップをする係になりそう。求められる能力が少し変わって、人を集めるのが大変そうだ。日本での実現には10年か20年くらいかかるだろうか。今の子供がそのあたりの教育を受けることを仮定したらの話だが。とはいえ、ipadとかでもできる気がするので、そんなに難しくない?安定性が一番の懸念か?インターネットアクセスも問題になる? とはいえそういう地域はいまでも問題になっていそうだし、電子的にしたほうが楽なイメージがある。

最後に、細かいことをたくさん書いたけど、僕はこのあたりの仕組みに興味があるのであって、現行の選挙システムのセキュリティに文句があるわけではないことを明記しておく。紙の投票用紙も好きだし。