使い勝手の良いデスクトップ向けウィンドウマネージャが欲しい
使い勝手のよいウィンドウマネージャがWindowsとかMacに搭載されることはないだろう。使うアプリケーションやブラウザ、入力デバイスやその使い方によって使い勝手が大きく変わるだろうから。 OSが決め打ちで提供できるものでは無いんじゃないかと思う。なので自分でまじめに使い勝手の良いものを考える必要がある。
先日オリエンテーリングのインカレの配信のお手伝いをしたのだが、そこで使っていたスイッチャがなかなかデスクトップでのウィンドウマネージャの機能として魅力的に感じた。
スイッチャにはいろんなウィンドウ(カメラからの入力や、図、合成用のテロップなど)が接続されていて、すべてが画面の下部に控えめに表示される。それらを見ながらスイッチャのオペレータが放送するためのウィンドウを選択、合成する。放送されるウィンドウは画面上部に大きく表示される。放送されるウィンドウの右に同じサイズでプレビューウィンドウも表示される。これらの違いは放送されるか否かだけで、合成のテストとかに使える。
これを実現するためには操作用のデバイス(このデバイスをスイッチャというようだ)と、大きなモニタが必要だ。
デスクトップのウィンドウマネージャでもスイッチャのように
- すべてのウィンドウを表示しておいて
- 本番+alphaくらいのウィンドウをメインエリアに表示する
と便利な気がする。単純にはいかないだろうけど、いい線行きそうだ。
懸念事項は以下の通り:
- ウィンドウの個数が多くなりそう
- ウィンドウサイズが固定ではない(アスペクト比)
- ウィンドウの動的な生成とその配置方法が非自明